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ダライ・ラマ  講演録 「ヒューマン・バリュー」より

よいことをすれば、よいことが起こる。
仏教の「縁起の智慧」(えんぎのちえ)

仏教の思想の真髄は「縁起」という考え方にあります。
全てのものは原因と条件によって起きるということが
「縁起」です。無から生じるものは何もない。
いかなるものも相互依存して生起していると考えるのが
仏教の根本的な哲学的命題になっているのです。

これがあることによって、かれがある。
これが生じることによって、かれが生じる。
これを基本命題にしています。
仏教では人間の意識をつぎの十二の段階に分けて説明しています。

1. まず無明(無知)、
2. 無明(無知)によって行(潜在的形成力)が生じ、
3. 行によって識(識別作用)が生じ、
4. 職によって名色(名称と形態)が生じ、
5. 名色によって六感(耳・眼・鼻・舌・身・意)が生じ、
6. 六感によって対象との接触が生じ、
7. 接触によって感受作用が生じ、
8. 感受作用によって欲望が生じ、
9. 欲望によって執着が生じ、
10.執着によって有(個人的自我)が生じ、
11.有によって生が生じ、
12.生によって老死が生じる
 釈尊が「これがあるから、かれがある」と説くとき、特定の原因と
条件があることによって特定の結果が生じることを表します。

苦が消滅していくプロセス
苦が滅するプロセスを観察することを「逆観」と言います。

1. まず無明(無知)の滅があり、
2. 無明(無知)が滅すれば行が滅し、
3. 行が滅すれば識が滅し、
4. 職が滅すれば名色が滅し、
5. 名色が滅すれば六感が滅し、
6. 六感が滅すれば対象との接触が滅し、
7. 接触が滅すれば感受作用が滅し、
8. 感受作用が滅すれば欲望が滅し、
9. 欲望が滅すれば執着が滅し、
10.執着が滅すれば有が滅し、
11.有が滅すれば生が滅し、
12.生が滅すれば老死が滅する
これを「滅諦」と呼びます。
 

 釈尊は、苦が生じる過程と、苦が滅する過程を智慧によって
解き明かしたのです。これらの教えは、すべての仏教の教えに
共通した基本となる根本命題です。


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