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平成19年9月19日(水)高田馬場 住宅新聞社ビルにて無常塾第18回講座
「ノンリコースローンを利用した問題解決」 ~新たな増収策とコンサルツール~
モルガン・スタンレー証券株式会社 証券化商品部 エクゼクティブ・ディレクター 篠田 勲氏による講座がありました。
ノンリコースローンとは、個人や会社の信用力や資産ではなく、対象物件の収益力を評価して実行する融資のことです。いわば「人ではなく物件に対してお金を貸す仕組み」です。よって、担保も対象不動さんのみ。一般的な銀行融資のように過去の取引実績や保証人は求められません。安定した収益が見込める物件ならば、基本的に誰でも利用できる不動産融資なのです。
ノンリコースローンの仕組みは、まず、不動産投資家が出資者となり、対象物件の所有・運営を行なう特別目的会社(SPC)を設立します。これにより、対象不動産以外からの影響が遮断されます。SPCは投資家からの出資金とノンリコースローンにより物件を取得します。SPCはその物件の収入から、経費やノンリコースローンの元金・利息その他、物件の維持管理に必要な金額を差し引き、その残額を配当金として分配します。
これは、日本の文化にはなかった新しい考え方です。日本では不動産の評価はイコール土地価格です。しかし、世界では収益力で決まります。不動産はまさに金融商品なのです。ノンリコースローンとは不動産を証券化する仕組みなのです。
日本は世界第二の経済大国です。それだけではありません。世界から見た場合、東京を中心にした不動産市場は、①公平に法律が整備されている ②市場規模が大きく為替が安定している ③空室率2%と極めて少ない ④良いものが良いと評価される ⑤文化的国民で極めて効率的な市場です。
不動産の債権化により、不動産市場も世界基準の新しい考え方に変化していくようです。
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相続アドバイザー協議会会員・旭化成不動産情報ネットワーク会員
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上級アドバイザー
旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)
土地選び方セミナー講師