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最初の一歩を踏み出してみました
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4月9日(水)相続アドバイザー養成講座 第2講座 
「相続人の確定と戸籍、登記簿の読み方」 の講座がありました。
講師 司法書士 田中 康雅先生

相続とは、相続人が被相続人の財産上(祭祀継承は除く)の権利義務を継承すること。(民896)

相続人が数人あるときは、相続財産は共有に属する。 (民898)

各共同相続人は、その相続分に応じて被相続人の権利義務を承継する。 (民899)

私たちが考える相続の完了とは、被相続人の財産上の権利義務を相続人に名義変更することです。
不動産で言えば、登記名義変更手続きの完了です。

相続アドバイザーとして、相続手続きを行なう場合も、また、相続対策を行なう場合も、相続人の
幸せのために、確実に分割の上、登記名義変更手続きを行なうことを考えなければなりません。
そのためには、まず、相続人の確定が必要です。

不動産には相続手続きをされずに、亡くなった方の名義のまま放置されている物件もあります。
それらの物件の相続登記をする場合、相続開始時点の法律が適用されます。
また、名義変更手続きには、遺言もしくは相続人全員による遺産分割協議書が必要です。
相続人が一人でも欠けると、登記手続きはできません。

民法の改正による旧法戸籍・新法戸籍、戸籍書式の改製による原戸籍の見方を、資料提示により、
細かく解説いただきました。
相続における戸籍の役割とは、推定相続人の特定その財産のルーツの把握です。
これは、一番基本で最も大切なことです。

次に、遺言を、相続手続きという面から解説いただきました。
遺言は、日付が最新のものが有効となります。しかし、前の遺言でも不備がなければ登記は可能です。登記をされてしまうと、変更するには裁判所の判決が必要です。数多くの相続登記を経験している田中先生ならではの、実務にあったお話でした。

いかに相続人間が円満に相続手続きを完了することが大切かを教えていただきました。
素晴らしい二時間の講座でした。ありがとうございました。


[PR] リフレティ (埼玉県川越市)
 相続アドバイザー協議会会員・旭化成不動産情報ネットワーク会員
 相続・不動産・住宅ローンの相談はお気軽に。


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HN:
水沼 修
性別:
男性
職業:
不動産業、相続アドバイザー
趣味:
読書、ウォーキング
自己紹介:
相続アドバイザー協議会
上級アドバイザー

旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)
土地選び方セミナー講師
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