忍者ブログ
最初の一歩を踏み出してみました
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 ※ ちょっと良い話 (月刊『致知』に載っていた鈴木先生の話)だそうです。

ある先生が小学校5年生の担任になりました。クラスの生徒の中に、勉強ができなくて、服装もだらしない不潔な生徒がいました。この生徒の通知表にはいつも悪いことを記入していました。

あるとき、この生徒が1年生だった頃の記録を見る機会がありました。
そこには、

「明るくて、友だち好きで、人にも親切。勉強もよくできる。」

と書いてありました。間違っていると思った先生は、気になって2年生以降の記録も調べて見ました。2年生の記録には、

「母親が病気になったために世話をしなければならず、ときどき遅刻する。」

と書かれていました。
3年生の記録には、

「母親が死亡、毎日、悲しんでいる。」

と書かれていました。
4年生の記録には、

「父親が悲しみのあまり、アルコール依存症になってしまった。暴力をふるわれているかもしれないので注意が必要。」

と書いてありました。
先生は急にこの生徒が愛おしく感じました。悩みながら一生懸命に生きている姿が浮かびました。放課後、先生はこの生徒に、

「先生は夕方まで教室で仕事をするから、一緒に勉強しない?」

と男の子に声をかけました。男の子は微笑んで、その日から一緒に勉強することになりました。6年生になった男の子は先生のクラスではなくなりましたが、卒業式のときに先生は男の子から、

「先生は僕のお母さんのような人です。ありがとうございました。」

と書いたカードを受け取りました。卒業した後も、数年ごとに先生は男の子から手紙をもらいました。

「先生のおかげで大学の医学部に受かって、奨学金をもらって勉強しています。」
「医者になれたので、患者さんの悲しみを癒せるようにがんばります。」

などと手紙に書かれていました。
そして、先日、届いた手紙は結婚式の招待状でした。そこには、

「母の席に座ってください。」

と書き添えられていました。

本当に落ち込んでいるときに、一人でも自分のことを考えてくれて、励ましてくれる人がいてくれたらがんばれると思いました。
悩んでいる人に気づいたら、声をかけてあげたいですね。



[PR] リフレティ (埼玉県川越市)
 相続アドバイザー協議会会員・旭化成不動産情報ネットワーク会員
 相続・不動産・住宅ローンの相談はお気軽に。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
プロフィール
HN:
水沼 修
性別:
男性
職業:
不動産業、相続アドバイザー
趣味:
読書、ウォーキング
自己紹介:
相続アドバイザー協議会
上級アドバイザー

旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)
土地選び方セミナー講師
ブログ内検索
お天気情報
最新CM
[07/13 ナカ]
[06/25 ミズ]
[06/22 みーたん]
[06/22 みーたん]
[06/18 ミズ]
[06/18 ミズ]
[06/16 ひろこ]
[06/15 cha☆ppy]
[06/15 ナカ]
[04/27 Eulalie]
最新TB
バーコード
フリーエリア
忍者ポイント

Copyright © [ 日々精進 ] All rights reserved.
Special Template : シンプルなブログテンプレートなら… Design up blog
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]