経営のヒント

【貧乏を味わえ】
創業時のビジネスは、貧乏を味わうことが大切。

新事業立ち上げの時からキレイな事務所にすると、うまくいかない事が多い。欠乏感がトラブルとなるので、立ち上げ当初は、小さい事務所で十分。電話一本、机ひとつで始めよう。必要もないお客が来て、必要もないお茶を出さなくて済む。

【最初の客は金で買え】
お客は、お客の行列を見て、お客になる。
あなたの商品・知識・実力を見てお客になるわけではない。

お客は、お客が並んでいるのを見て、お客になる。だから事業を軌道に乗せるためには、最初のお客は、お金を貰うのではなく、お金を払ってでも、お客になってもらう。ある程度の客数を確保すると、あとは自動的に増えていく。半年で１００人。このハードルをクリアすれば、その後はさほど苦労せずに３００人、１０００人と客数を拡大できる。

【ライバルがいない商品】
お客は、モルモットになりたくない。

「こんな商品、他にないよね!」そんな新しい商品を売れると思うのは早とちり。今までに見たことも聞いたこともない商品を販売するのはとても困難。認知させるまでに、お金と時間がかかるからだ。お客は実験台にはなりたくないのだ。もし、なじみのない商品を売る場合は、まずはモニターを募集し、名前がずらーっと並んだ愛用者リストをつくることが大切。

神田　昌典　　　仕事のヒントより


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