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ダントツでトップ1だったのが、「話を最後まで聞いてくれない。」ということでした。
夜、帰宅した夫に、その日のことを話すと、どうなると思いますか?
「あなた聞いてよ。今日ね、近所の奥さんからこんなこと言われたのよ。悔しいわ。」などと話すと、
「そんな時は、こうすればいいんだよ。」と解決策の提案やアドバイスが帰ってきてしまい、多くの主婦が「話すんじゃなかった。」と思うそうです。
「解決してほしいんじゃない。わかってほしいだけなの。」
「答えがほしいんじゃない。最後まで聞いてくれて、『そうか、悔しい思いをしたんだな。』って共感してくれれば、それだけで気持ちが楽になったのに。」
これは、圧倒的に多くの主婦の声だそうです。
(私も気をつけないといけません・・・。)
多くの男性は、問題に対して、解決策を考えます。
「・・・こうすればいい。・・・だったら、こうしよう。」
しかし多くの女性は、「ただ言いたいだけ。」「聞いてもらいたい。」
言うだけ言って共感してもらえると、スッキリして気持ちもおさまり、
「でも、仕方ないかもしれないな。」と気づくことがあるようです。
その気持ちをわかってあげられない!そこまで待ってあげられない! 男性(私)も多いのではないでしょうか。 反省・・・!
長男も、次男も、嫁いだ妹も平等に権利があります。
しかし、平等を主張すると話はまとまりません。
平等は公平ではないからです。
現代は、平等があたりまえのように教育されています。
男女平等、差別やいじめの無い社会を目指しています。
しかし、それが過剰な自己主張や権利主張をゆるしているような気がします。
平等と公平は違います。
たとえば、兄弟みんなにお年玉をあげるとします。一人1万円。これは平等です。しかし、もらう兄弟が大学生と小学生と幼稚園の子の場合、公平といえるでしょうか。
大学生は1万円、小学生は3千円、幼稚園児は2千円。
このくらいが公平かもしれません。
公平は平等とは違い、相手の立場や状況を考慮することです。
そのためには、謙虚さと、感謝の気持ちが必要です。平等じゃないことを嘆く事無く、常に公平だと思い感謝することが大切です。
年金の問題も、払う人、もらう人双方が、謙虚さと感謝の気持ちで、平等にではなく、公平にを考えて対応すれば、将来「美しい国」ができるような気がします。明るい未来はすぐそこです。
税理士 奥原 章男先生による
「相続の現場でお客様に信頼を得るには」の講座がありました。
相続発生後、一番大切なことは何ですか・・・・?
それは、遺産の分割です。そして、次が納税です。
この相続を無事に終わらせることです。節税はずーと後です。
納税は現金一括納付が基本です。土地の物納が困難になった今、納税するためには、早めの遺産分割が不可欠です。
延納の場合の利子税は4%~4.5%
分割協議が整わないための延滞の場合の延滞税は14.5%
相続財産の多くは不動産。亡くなった父の名義では、不動産を売ることも担保に入れることもできません。
「総論賛成、各論反対」。遺産分割協議は、損得だけで決まりません。相続人同士の感情が「銭・金の問題ではない」状況にする場合もあります。そこを、どう取り持つか?策戦と人間力がためされます。
そして、必ず最後は全員が「しょうがない!しょうがない!」で終わります。分割協議をまとめることとは、妥協してもらうことです。
納税申告のため、数々遺産分割協議を手がけた奥原先生の、臨場感あふれる講座でした。そして、やはり最後はすべて人間力のようです。
今朝、一枚のハガキが届きました。
相続アドバイザー協議会の大先輩からのハガキです。
涙が出るくらい心に響きました。
こんなにうれしいハガキをもらったのは初めてです。
ありがとうございます。心から感謝します。
先月、相続アドバイザー協議会の事業計画を真剣に考えました。相続アドバイザー協議会は素晴らしい会です。しかし、収益性はよくありません。携わっていただいている方々は、皆ボランティアです。
今後、どのような方向で進んだら良いか?
どちらを目指すのか?そのためには?
自分なりに協議会に対する思いをまとめてみました。
役員の方々は、皆さん立場が違います。利害関係もありません。協議会を良くするためには、役員の負担も増えます。
人はみな、「自分の意見をわかってもらおう」「自分を理解してもらおう」と相手に訴え努力します。しかし、他人はなかなか変わりません。その都度、落ち込み、自分の力の無さを痛感致します。そして、場合によっては、すねたり、腐ったりします。
人間関係とは「自分を理解してもらいたい」者同士の、自我のぶつかり合いかもしれません。
その中で届いた一枚のはがき。
自分を理解してもらえたうれしさ、共感してもらえる安心感。落ち込んでいた心がすごく癒されました。
人間力の違いですね。気配りの心を教えたいただきました。
ありがとうございます。心より感謝致します。
そのほかにも、家族や仲間同士で鍋を食べたり、家族全員で食卓を囲み同じものを食べるのも、親近感、一体感を育みます。
「今日、学校で、あったこと」をこどもが嬉しそうにしゃべっている時に、親も、子どもの顔を見ながら嬉しそうな表情で聞いている。こういった自然なペーシングを通じて、親と子の間に「安心感」「親近感」「つながっている感覚」が育ちます
ペーシングは相手との共通点を作ることで、相手に合わせ、相手に安心感を与える方法です。
このペーシングの逆をディスペーシングといいます。
相手が話しているときに、相手の顔を見ずに、パソコンの画面やテレビや新聞などを見ながら話を聞くのもディスペーシングです。
相手の話を無表情で聞くのもディスペーシング。
座って話す相手に対して、立って話を聞くのもディスペーシング。
それから、相手の話に対して、「そうじゃないよ」「それは違うよ」と否定すること。
相手の話に対して、「でも」「だけど」「しかし」に続けて、反対意見を言うこと。
これらもディスペーシングです。
このように、相手が話しているときに、こちらがディスペーシングをすると、相手は嫌な思いをして、話す気力を失います。
普段、私はこれらのディスペーシングを無意識でよく使ってしまいます。知ることとできることは違います。
しかし、少しでも知って、気を付けていきたいと思います。
それは、相手の話を聞くときに、自分の表情や話し方、姿勢ばかり意識していたら、相手の話を集中して聞くことができません。
「完璧にペーシングできたけど、相手の話を聞いてなかった」ということになりかねません。
そして、相手の話を聞くときに、
「相手の気持ちを100%理解しよう」
「相手が経験していることを共有しよう」
という意識で聞いてください。
そういう意識で聞いていると、自然にペーシングができるのです。
私達は、本当に相手のことを理解しようとして聞くと、声のトーンや話すスピードが、自然に合ってきます。表情や姿勢、動作も合ってきます。さらに、驚いたことに、呼吸のリズムやスピードまで合ってきます。
呼吸を合わせることは、非常にペーシング効果が高いのですが、これをスキルとしてやろうとすると、ほとんど話の内容に集中できなくなります。
スキル以上にマインド(心のあり方)が大切なのです。
まずはマインドにおいて、相手を理解しようとするスタンスを持ち、その姿勢を磨きながら、その土台の上に、スキルとしてのペーシングを工夫したいものです。
お客様が心配なことを打ち明け始めると、セールスマンの顔も心配そうな顔になります。
お客様が悲しかった話をすると、セールスマンも悲しそうな顔で話を聞きます。
見事なまでに、お客様の気持ちと、セールスマンの表情が合っています。これを表情のペーシングといいます。
表情の他にペーシングできるものは、いろいろあります。
・目線(間の高さ)を合わせる。
・話すスピードを合わせる。
・声のトーンや大きさを合わせる。
・話題を合わせる。
・相手に共感の言葉を返す。
・服装を合わせる。
・動作を合わせる(ミラーリング)。 ・・・・などなど
人間の脳は、相手と自分の共通点に敏感で、無意識に共通点を探すそうです。ですから、意図的に共通点を作ることで、相手の脳は「この人は安心してよい」と判断し、打ち解けてくれるのです。「初対面の人でも、生まれ故郷や趣味がいっしょということがわかり、すぐに打ち解けた」そんな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
日々、私達は無意識にペーシング効果を使っています。ビジネスマンは一般的にスーツです。私達は共通の趣味や話題で友達をつくります。
ペーシングは「家庭の一体感」「家族のつながり」とも深い関係があるようです。 つづく・・・
また、三洋電機創業者の井植歳男氏の口ぐせは、「私は白紙だ、何でも言ってくれ、聞かせてくれ」というものでした。井植氏は誰に対しても真剣に聴き入るので、彼のところには情報がよく入ってきたそうです。
カルロス・ゴーン氏の「君のアイデアを聞かせてくれ」という口ぐせも有名です。
名経営者や優秀なマネージャーに、聞き上手が多いのは事実です。聞くことの大切さは、多くのビジネスパーソンが自覚しています。しかし、「どのような聞き方が、成功につながる効果的な聞き方なのか?」を、多くの方はご存知ないのです。
相手との間にある「心理的バリアー」を取り除き、相手が安心感を持って話せるような聞き方をすれば、相手から入ってくる情報の量もグンと増えます。相手の本音を聞きだせる確立も高まります。
そのための一つのスキルが「ペーシング」です。
ペーシングとは、相手のペースや波長を合わせるスキルです。相手との間に共通点・類似点を作り出すことで、相手の心理的バリアーを取り除くスキルとも言えます。
1番は 「コミュニケーション能力」で、75%もの企業が重視する
と回答しています。昨年同様ダントツ一番です。
2番は 「チャレンジ精神」で56.6%
3番は 「主体性」で50.4%。
4番は 「協調性」45.4%。 5番「誠実性」34.3%・・・・
低い項目は「学校名」0.9% 「大学、所属ゼミ」3.2%
「学業成績」6.6% 「一般常識」7.8%などです。
このような結果から、採用の最前線では、コミュニケーションの能力をはじめとする「人間力」や「意欲」「人柄」を重視していると言えそうです。「IQよりもEQ」という見方もできると思います。
特にコミュニケーション能力は、社員が高いパフォーマンスを発揮する上で、不可欠な要素です。
コミュニケーション能力は、リーダーシップを発揮するときも、顧客の潜在的ニーズを引き出すときも、上司に報連相するときも、部下をマネージメントするときも、クレームに対応するときも、ベースになる能力です。
「この人となら頑張れる」と人が集まってくるリーダーに共通する能力も全て「人間力」のようです。
「人間力」・・・自分の人間としての魅力。・・・・・!
本物の力ですね。
組織の活性化を測る重要な指標の一つは、コミュニケーションの量だそうです。必要最低限の情報だけでなく、プラスアルファーの情報が飛び交う組織が「活性化した組織」ということになります。
逆に、必要最低限な情報しか流れていない組織ほど、活性化してない組織ということになります。
たとえば、次の2つの例を比べてみて下さい。
1.部下から上司に対して、「報告しなくてはまずい」という段階に
なって初めて報告がいく(=必要最低限の情報)。
2.上記1の段階よりももっと前の段階で、部下から上司に対し、
「相談しておいた方がよいかもしれないので、相談してみよう」
という相談がある(=プラスアルファーの相談)。
後者の2の方が、上司と部下の間で早くから情報の共有ができています。また部下としても、上司の知恵を借りて、よりよい仕事の進め方に早くから取りかかれる可能性が出てきます。
さらに、このプラスアルファーのコミュニケーションによって、上司と部下の信頼関係も深まり、それは、お互いのモチベーションアップにもつながります。こうして、コミュニケーションの量が増えると、組織が活性化します。
部下に報連相のスキルを教えることはとても大切ですが、「部下が報連相をしたくなるような関係」を作り出すのは上司の重要な仕事です。
矢印は常に自分です。そのためにも、「聴くスキル」「共感するスキル」をみがいていきたいと思います。
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上級アドバイザー
旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)
土地選び方セミナー講師